■内容証明郵便
内容証明郵便がよく利用される典型的なケースには、貸し金の請求、債権譲渡の通知、債権の放棄などの債権がらみの案件や、各種契約の解除、借地借家の更新拒絶の申込、訪問販売のクーリングオフ、時効消滅をとめるなどに利用されます。
内容証明って何?
私たちの日常生活には、電話・手紙・電子メールなど多くの伝達手段が存在します。当事者が良好な関係であれば何も問題ありません。しかし良好な関係が保てなくなった場合、電話で伝えた内容を相手方があとから聞いていなかった。送ったはずの手紙を受け取っていないなど、トラブルは様々です。 内容証明は、手紙ですが普通の手紙と違うところは、差出人が「どのような」文章を「誰に」に対して「いつ」発送したかを総務省が公的に証明してくれるものです。
内容証明のメリット
- 1文書の内容が公的に証明されます。 総務省が文書の中身の存在を証明してくれます。
- 2発信の日時が証明されます。
- 3配達証明を付ければ相手方に届いた年月日も証明できます。
- 4控えをなくしても安心
内容証明を郵便局に作成してもらうとき、相手方に出す文章・自己保管用・郵便局保管用として文書を三通作成します。自己保管用の文章を紛失しても、郵便局保管用文章は五年間保管されますので、それを利用し閲覧・新たな謄本を作成してもらうことができます。